2016年12月30日金曜日

鳥をさばく

アメリカって辺境の地じゃないし、
ましてシアトルなんて、日本食材なんかも手に入る場所。
そんな場所で、実は自分で鳥を育てて、さばいて食べている。

今日も飼っていたカモをさばいた。
明日の大晦日にカモ鍋にして食べるため。
ちなみに飼っていたカモは、

こんな感じ
チョコレート・マスコビ・ダックという種類。

にほんでカモというと真鴨が有名だけど、
欧米ではこの種のカモは結構普通。
なぜ普通かというと、美味いから!

実は、今回のカモだけでなく、
今までにも鶏、カモ、キジなどをすでに自分でさばいている。
そして食べている。

日本でも大阪出身で、鶏を飼って育てたこともないから、
まさか、アメリカに来てまで鳥を飼い育てて、
自分でさばいて食べるとは思っていなかった。

さばいて食べてみて思ったこと…
「美味い!美味すぎる!」
工場みたいなところで大量生産された鶏と違って、
味が濃い!
卵もこの鳥たちが産んだ物が、
黄身が、柿身と言っていいほど、オレンジ!
卵なんて、ここ数年買っていない。

今日のカモをさばくのも、
もう手慣れたもので、何も考えなくても、
サクサクっとできてしまう。

人間の慣れと食欲って怖いね!

2016年12月29日木曜日

おでんは煮込み料理だ!

冬になると食べたくなるのがおでん!

おでんで一つ納得いかないことがある。
それは晩御飯などで、食卓の上で土鍋などで食べるおでん。
そんなことしたら、味がぜんぜん染みていない具を食べるだけ。

こんな感じ。
そんなことしたら、ゴボ天のごぼうがゴリゴリやし、
卵なんか普通のゆで卵やし、
こんにゃくとか味が無いし。

ここで言いたい!
おでんは煮込み料理だ!
晩御飯で食べるなら、最低でも午前中に作る。
もしくは前の日の晩に作って、
1日かけて味を染み込ませる。

卵の色が茶色になっていなければ、
おでんは出来上がりじゃない。
あと、食感の目安としては、
ゴボ天のごぼうを歯を使わず、
唇だけで噛み切れるようにならないと、
出来上がりじゃない!

定番の具は、
ちくわ、厚揚げ、さつま揚げ(今回は手作り)、こんにゃく、
巾着、ゴボ天、大根、そして卵。
この最後の玉子が重要で、
卵の黄身を出汁にといて、ちくわをストローのようにして、
黄身で黄色く、甘くなった出汁を飲む。
コレがしたいがためにおでんを食べると言っても過言ではない!
「気持ち悪い!」と思ったそこの人、一度やってみて?
絶対美味しいから。
あと、この黄身出汁に賛成の人は、コメントよろしく。

2016年12月27日火曜日

かまぼこ作りな"キブン"

アメリカで生活していると、日本では簡単に手に入るものが、
わざわざ日本食材を売っているスーパーまで行かないと、
買えないことがよくある。

僕の住んでいるシアトルでは、日本食材を売っているところが、
近場にいくつかあるので、そんなに困らないが、
最近、息子(現在3歳)の好きな食べ物が「かまぼこ」

まあ、買いに行ってあげればいいだけなんだけど、
やはり日本で買うより高いし、
かまぼこのためだけに日本食材のスーパーに行くのも…
あと、市販のものってやっぱり防腐剤などが
たくさん入っているので、
それならいっそいのこと、自分で作っちゃえ!と
ここ半年ぐらい、我が家ではかまぼこは手作り。

作る工程自体は意外と簡単で、
魚の白身を、水でさらし、
フードプロセッサーで、調味料と一緒に混ぜる。
そして、型に入れて蒸すだけ。

難しいと行ったら、調味料の加減。
いまは、まだいい塩梅を試行錯誤中。

あと、かまぼこと一緒に、天ぷらも作るのが楽しみ。
さつま揚げや練天とか呼ばれるやつで、
蒸す前の魚のすり身を油であげるだけ。
これがまた美味い!
というか、家ではこっちのほうが好きかも。

なので、家ではかまぼこを手作りして、
息子の幼稚園のお弁当に持たせてます。

2016年12月24日土曜日

うさぎがやってきた

昨日、うちにうさぎがやってきた。

うちではすでに動物がいる。
飼っているのは、鶏が9羽。アヒルが2羽。
鶏は卵のため、アヒルは食べるため。
この話は、また今度詳しく。

そして昨日、うちに新たなペットのうさぎがやってきた。

買ってきたわけではなく、ただで頂いた。
鶏やアヒルを飼っているので、その餌を買うために、
飼料を売っているお店によく行く。
そのお店では、鶏やあひる、うずらやキジなどの鳥と
その鳥たちの餌、飼うための道具のほかに、
小動物たちの餌も売っている。
そしてうさぎの餌も売っているので、
展示用としてうさぎも飼っている。

うちの息子がそのお店に行くたびに、
「うさぎ触りたい!」と店長におねだりに行っていた。
もちろんこの店長とも、長い付き合いで、
何か鳥について困ったことがあれが、
いつも相談に乗ってもらっていた。
それなので、いい関係を続けさせてもらっている。

そして先日、その店長からメールが届いた。
内容は「息子にうさぎをプレゼントしたい。」と。
実はよくお客さんから「このうさぎも売って欲しい」と言われるが
このお店、家畜としての鳥を販売する免許は持っているが、
それ以外の動物(ペット)を売ることは法律違反できない。
そこで、仲良くしているというのと、
うちの息子がうさぎに興味があるのを知っているので、
手放すのなら、せっかくだからかわいがってもらえる人に
もらってもらいたということで、うちにメールが来た。

なので、昨日、お店まで取りに行ってきた。
もちろん息子には内緒。
どこへ行くかも告げず、車に乗り込み出発!
お店に着くなり、息子はうさぎの所へ一目散。
「お前、どれだけうさぎ好きやねん!」と思いつつも、
店長の所へ連れていくと、店長から、
「特別なプレゼントがあるから、ちょっと待ってて。」と
息子は少し困惑気味。
そこにうさぎを持った店長が!
息子は目を大きくして、「うわーっ!」
「すこし早いクリスマスプレゼント!」と渡されると、
大はしゃぎしたいが、うさぎを持ってるからどうしようと、
これまた困惑気味。

頂いたうさぎは「ライオンヘッド」と言われる種類で、
首の売りその部分にライオンのたてがみのように、
長い毛がふさふさしている。
こんな感じ。(ちなみにうちのうさぎの写真ではない。)

息子に「名前はどうする?」と聞くと、
息子は迷いもなく「グーグーガーガー!」
妻と二人で「それはだめ!」
変な名前やし、呼びにくいし…
で、いろいろと考えている時に、
冗談で「じゃあ、うさぎの名前は『(日本語で)ねこ』は?」
「それが嫌なら『(日本語で)いぬ』は?」と聞くと、
息子が、「じゃあ、『Hippo(ヒッポ)』!」
つまが「Hippopotamus(ヒポポタマス)?」と聞くと、
元気よく「うん!」と。
Hippocampusとは、英語でカバ。
まあ、色が灰色だからいいか…
ということで、名前はHippopotamus(ヒポポタマス)に決定!
ちなみに、「短く『Hippo』と呼んでもいい?」と聞くと、
「だめ!」だって。

なので、これから鶏9羽、アヒル2羽、
(このアヒルは来週の大晦日に鍋にして食べちゃいます。)
うさぎ1羽(うさぎも『羽』って数えるんだよね。)と全12羽と、
仲良く暮らしていきます。

2016年12月21日水曜日

Who Wants To Be A Millionaireに出てみた

日本で10年以上前に放送されていたクイズ番組、
「クイズ$ミリオネア」のアメリカ版
"Who Wants to Be A Millionaire"に出てみた。

出たと言っても、最後まで正解すると最高賞金が100万ドルが
もらえる解答者して出場したわけではない!

出場者を助けるライフライン。
日本で放送されていた時にライフラインは、
選択肢が4つから2つになる"50:50"、
会場に来ている人に意見を聞く"オーディエンス"、
そして、電話をかけて助けを求める"テレフォン"。
でも、誰もがコンピューターを持っている今の時代、
電話で助けを求めると、電話の向こうではインターネットで
答えを調べ、正解率がぐんと上がるので、
今は"テレフォン"に代わって
"プラスワン"というライフラインが採用されている。
これは、あらかじめ助けを決めて、会場に一緒に連れて行き、
収録時にスタジオで出場者の横に立ち助けるというもの。

そう、今回はこの"プラスワン"として、
出場する友達を助けるために出演して来た。

収録はカジノで有名なラスベガス!
普段はショーなどを行っているホテルの劇場を
スタジオに改装し、セットを建てて、観覧者を入れ行われた。

収録自体はそんなに大変じゃないけど、
何が大変かというと、
待ち時間が長い!

朝、会場入りして、10組近くの他の出場者と共に、
大きな控室に連れて行かれる。
そこで、携帯や貴重品を取り上げられ監禁状態に。
まず、簡単なミーティングがあり、
弁護士によるきっちりとしたルールの説明。
そして、プロデューサーによるさらなる説明。
その後、スタジオに降りていき、
立ち位置やカメラなど、収録で必要なことを教えられ、
軽くリハーサル。
また、その後控室に連れて行かれ、
そこからひたすら順番を待つ。

で、順番になり呼ばれて、スタジオに降りて行くも、
そこからさらにスタジオ脇の控室で
前の解答者の収録が終わるのを待つ。

いや~っ、待ったね。
全部で5時間ぐらいは待たされたかも。

待つだけでもうクタクタ。
これは製作者サイドの作戦やな!
解答者を疲れさせて、正解できなくする。

スタジオに到着すると、胸元にピンマイクがつけられ、
解答者とプラスワン、それぞれの位置につき、待機。

まあ、もともとメディアで働いていたから、
こういった舞台裏なども別に初めてではないので、
緊張することもなし。
ちなみに、友達はかなり緊張してた。

収録が始まり、友達が呼ばれ、
解答者席(椅子はないけど)に立つ。
問題が進められていき、次々に正解!
そして、5問目でわからない問題にぶち当たった。
使えるライフラインはまだ3つ残っている。
そこで、選んだライフラインは…
"プラスワン"

おいおい、もう使うんかよ!と思いつつも、
解答者席まで降りていく。
もちろんアメリカ版のクイズ番組なので、
問題は英語。
もともと、英語が外国語の日本人の俺をプラスワンに
選ぶこと自体どう?とかと思うが…
そこは度胸と知識でカバー

実際、友達は他に何人も、「プラスワンとして
一緒にテレビ番組に出てほしい」って頼んだけど、
「助けるのはいいけど、テレビに出るのはいや」と
断られ、こいつなら出るやろう!と、聞いてきたのが俺。
まあ、最初っから聞いてくれればよかったのに。

出された問題は最近のエンタメニュースから
友達は結構いろんな知識を知っているが、
どちらかと言うと勉強ができるタイプで、
流行りものなどに対する知識が弱い。
そこで、流行りモノの知識しかない俺の出番。

もちろん、難なく正解し友達の百万長者への道のりを
一歩近づけた。

面白かったね。
やっぱりメディアは面白い。
久しぶりにメディアの仕事が恋しくなった瞬間だった。
ちなみにこれがその時の模様。