2010年11月25日木曜日

野菜の宅配

ここシアトルには、牛乳や新聞などと同じく、
地元で有機栽培された野菜を宅配してくれるサービスがある。
週に1度、主に地元で栽培された旬の野菜が、
箱いっぱに詰められて、うちに届く。
で、今日はその野菜の宅配日。
でも、ここ数日シアトルは雪。
で、今朝も雪が降っていて、宅配のトラックが来なかった。
がっかりしていると、宅配の人から、
「届けには行けないけど、もし取りにこれるなら来てください。
今、大きなスーパーマーケットの駐車場で待機してます。」
と電話があった。
そのスーパーマーケットは、うちから歩いて5分のところ。
なので、「もちろん取り行きます。」即答。
もちろん、わざわざ雪の中、滑りやすい道を
車で行かなくても、取りにいける距離。
でも、うちの妻は、「どうする?歩いていけるけど、
大きな箱を抱えて持って帰るのは、ちょっと・・・。」と
車で行くか、歩いて行くか悩み中、
「もちろん歩いていく!しかもうちにはいい物がある!」
と、倉庫から取り出したのが、
アメリカの子供なら誰でも持っている
ラジオフライヤーと呼ばれる赤いワゴン。
そして、早速、ワゴンを引っ張り、野菜を取りに出かけた。
ちなみに、ワゴンに乗っているのは返却する空の箱。
トラックに着くと、なんとうちの箱だけが見つからない。
ここの野菜宅配サービスのいいところは、
メールで次の週に宅配される野菜のリストが送られてきて、
欲しいものを好きに取り替えられる。
たとえば、リストに梨があって、梨は今週は欲しくないから
別の取替えリストから、ほかの果物の柿をと変更できる。
なので、うちの箱が見つからないからといって、
ほかの取りに来ない人の箱をもらうわけにはいかない。
なので、配達の人が、取りに来ない人の箱を何個か開けて、
中身を確認、さすが同じもの注文した人はいなく、
うちの注文したものに一番近い箱をくれることに。
そして、ここの宅配では別途にお肉、乳製品などの注文が可能で、
取りにこれない箱の1つが、パンとヨーグルトを別途注文。
で、この箱がうちの注文したものに一番近く、
パンとヨーグルトをサービスでくれた。
しかも、ほかの箱も持って帰っても無駄にするだけなのでと、
ほかの野菜や果物もサービスでもらった。
これだけでも、普段よりも多くの野菜と果物をもらっているのに、
注文した箱が見つからないということで、
今回のうちの注文はなかったことにしてくれた。
なので、野菜と果物、しかもパンとヨーグルトまで無料で頂けた。
で、帰り道に取った写真がこれ。
ワゴンのタイヤに雪がきれいに巻きついている。
今日はアメリカは感謝祭。しかもおいらの誕生日と重なって、
感謝祭と誕生日の祝いを野菜の配達から頂いた気分。

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