2008年8月30日土曜日

当選その後2

そう、朝早くおきて、放送現場に向かった。
このラジオ局は、時々、金曜日にタリーズコーヒーから、
生放送を行う。
で、そこに時間内に行くと、無料でコーヒーがもらえるというもの。
もちろんコーヒーを飲まない僕は、無料コーヒーなんてどうでもいい。
そして、タリーズコーヒーにつくと、
ラジオ局のアシスタントの子から
「はい。これがコーヒーのチケットです。」と
チケットをもらった。
ほとんどの人は、この時点で、コーヒーを注文。
で、さっきも言ったように、コーヒーを飲まない僕は。
一目散に、DJ達のいる場所に。
最初のDJ達の反応は、
“やばいやつが来た!でも、ここは笑顔”的な空気で、
のけぞりながらも、「Hi, How are you?」と挨拶。
で、僕はすかさず「I am Yass」と自己紹介。
そうすると、「Hey! Yass!!! Welcome!!」と手のひらを返したように、歓迎ムード。
「よくきたね。さあ、座って、座って」と、
なにが、起こるのかよく理解できていないまま、
マイクの前に座らされた。
で、DJ達と話をしていると、目の前に2つのカップが置かれた。
そう、ここで待っていたのは、テイストテスト。
いやいや、さっきから言っているように。
コーヒーは飲まない。というより飲めない。
コーヒーアレルギーなのである。
コーヒーを飲むと、眠くなる。そう、眠くなる。
一応、その事を伝えると、
「えっ、大丈夫?しなくてもいいよ。」と、
さすが訴訟社会。無理の飲ませて、何かあったときには、
訴えられてしまうので、やたらと丁寧。
でも、ここはチャンス!
「大丈夫、大量に飲めないだけだから」と
無理してでもラジオ出演の権利を。
そして、オンエアーに突入。
飲まなければいけないのは、新フレーバーとなぞの液体。
で、どっちがすきか?というもの、
まずは、新フレーバーから、
10年以上ぶりに飲むコーヒー。
さすがに、味の表現が難しい。でも、昔のラジオ経験を生かして、
なんなく、乗り切る。
そして、なぞの液体の試飲。
まず、一口飲む。
そして、最初に出た言葉が、「WHAT is THIS???」
まったく予想もしていなかった味。
DJ達は、この反応に大喜び。
味は何かフルーツのような、甘酸っぱい味。
でDJが「どっちがすき?」と聞いてきたので、
もちろんコーヒーを飲まない僕は、
「2つ目のほうがすき!」と素直に答える。
じゃあ、DJたちは「えっ?
マジで?」ととても困惑。
そこで、やっと何を飲んだのかが発表。
じつは僕が飲んだのは“温めたプルーンジュース。”
「いや、だからコーヒーアレルギーだってば!」と
プルーンジュースを選んだ理由を説明。
そこから、「今日はプルーンジュースがよく売れてるみたい」や、
「プルーンジュースを飲みに来てください」的な、コメントで、
いじりまくり。
僕的にはおいしいけど、こんなのでよかったの?と少し疑問。
まあ、これで、名前と顔を覚えてもらえたので、
また、何かあれば、たまにメールや電話をして、
存在をアピールしていくつもり。
ここから、何かの発展があるといいけど。

2008年8月23日土曜日

当選その後

そう、前回のブログで食事券が当たって、
それから、レポーターの話があったという
内容を書いた後の話を今日は書きます。
そう、レポーターの仕事は、
次の週の月曜日に、週末の高速道路の工事封鎖の影響を
レポートしてほしいというもの。
封鎖場所は、ぼくが今住んでいるところから、徒歩圏内。
しかも、レポートはそんなにきっちりしたものでなくていいとの事。
まあ、そんなことなら簡単。
で、その週末。
とてもひどい渋滞をラジオ局も僕自身も予想していたけど、
さすがに大きなニュースになっていただけあって、
みんなその高速道路自体を使うのを避けていた。
なので、レポートするものがない。
で、月曜日の朝、ラジオ局からemailが届いていた。
読んでみると、「朝7時ごろに電話するね!」ととてものんきなメール。
僕は「渋滞ゼロで、報告することないけど、それでもいい?」と
メールを返したけど、そのまま返事はなく、
7時に電話をすると書いてあったけど、仕事に行くために、
こっちは7時前に家を出る。
なので、携帯の番号を教えておいた。
それから、バスに乗って仕事場に向かっている時に、
電話が鳴った。(このときすでに7時半)。
で、何の打ち合わせもなしに、
「じゃあスタジオとつなぐから。大丈夫録音だから!」
いやいや、大丈夫もなにも、報告する事がないし、
バスに乗ってて、携帯電話なので、こっちは聞こえにくい。
ただでも、英語を電話で聞くのは、少し緊張するのに、しかもこの状況。
僕にとっては、この上ない最悪な状態で収録開始。
収録が始まると、さすがにラジオの血が騒いだのか、
交通情報自体は報告することがなくても、
工事の音が、雨漏りの音に似ていて、
土曜の朝、雨が降っていて、雨漏りのような音がするから、
家の中をくまなく、雨漏りを探してた。でも、どこも雨漏りはしていない。
で、音は工事の音と気づいたと、いう内容の話をした。
ぼくとしては、何も報告することのないところから、
放送できるであろう内容を引っ張り出して、レポートしたのに、
結局、これはボツ。放送されることはなかった。
さすがに、向こうのほしいものがわからないだけに、
こっちもどの角度から攻めていけばわからないのが、
敗因だったかも・・・
これは、とても不満の残る物となった。
それから、2週間がたった昨日。
そのラジオ局がコーヒーショップから、
番組を生放送!というのがあった。
まだ、その番組のDJ達に会ったことがないだけに、
ラジオ局で働いている友達に。
「どうしよう?行ったほうがいい?」とお伺いを立てて、
「今まで、会ったことがないなら、挨拶だけでも、しておいで!
そうすると、向こうとしてはこの人がYassと、もっと印象深いものになるから」と
アドバイスをいただいたので、

これは、チャンスと思い。いつもよりかなり朝早く起きて、
放送現場に向かった。
さらに長くなりそうなので、今日はここまで。
続きはまた書きます。

2008年8月7日木曜日

久々の当選

当選といっても、アメリカのラジオ局の懸賞って、
日本と違って、ラジオ局に本番中にに電話して、
決められた順番の人が当選となる。
たとえば、10番目に電話をくれた人が当選。
って感じで、電話がつながっても、
「あなたは8番目」といわれてガチャンと切られることもしばしば。
ところが今日は運がよかったのか、電話がつながった。
しかもこのラジオ局、普段ぜんぜん聞かないラジオ局で、
ステーキハウスのお食事券という言葉につられて、
電話したらつながった。
普通はそこで、「当選です」「ありがとう」で終わるのが、
ここは違った。番組に出演して、クイズに答えなければならない。
そんなことは、ぜんぜん知らず。
クイズもそこそこ難しく、3問目まではクリアーして、
$100と$25分のお食事券はゲットしたものの、
「次クリアーすると$200」という誘惑に負け、
次に進んで、玉砕。
でも、お食事券はそのまま獲得。
なので、まあいいか。
と、普段ならここで、終わるブログだが、
今日はここで終わらない。
そのまま、ラジオを聴き続けていると、
番組の最後で、「今日も聞いてくれてありがとう。」
「電話取材で答えてくれた○○さん、オリンピックの話ありがとう。」
「そして、クイズに参加してくれたYassありがとう。
今まで一番の参加者だったよ。」「レギュラーで出てほしい。」
なんて、言われてしまった。
まあ、全然緊張もせずに、普通に楽しんだからね。
それが伝わったんだな!
でも、実は、日本でメディアの仕事をしていたので、
これくらいのことは朝飯前。
しかも、このラジオ局には履歴書を送っていたので、
番組が終わった後に、
DJに「ありがとう。楽しかった。実は2週間前に、履歴書を送った者です。」
と改めて、自己紹介をして、まあ、何かあればいいかな?
ぐらいの気持ちで、メールを送った。
で、ここからが急展開。
そのDJから返事が来て、
「番組に出てくれてありがとう。みんなの反応がよかったので、
これからも何度か出てほしいんだけど、まず、ためしにリポーターをやってみない?」と
仕事のオファーらしきメールをもらった。
なんだ、この急展開は!!
自分でも事態を把握して、消化しきてていないまま、
事がどんどん進んでいく。
うん、ラジオ局で仕事はしたいんだけど、
オンエアーのポジションが欲しいわけでは・・・
おれ、日本人で英語はしゃべれるけど、完璧ではないよ!
と思いつつも、「やらせていただきます」と返事をした。
どうなることやら?
このまま仕事に結びつけはいいのにな!
なので、当選して、$200は逃したものの、
$200よりも大きなものを手に入れるかも・・・