2013年2月25日月曜日

父親になります Part4

エコーの検査で、 健康かどうかよりも、
やっぱり気になるのは、赤ちゃんの性別。 
ドラムロールよろしく!
うちの子供の性別は………
男の子!!!
これでうちも安泰!
本家の長男として、育ってきて、アメリカに来ても、
一応、跡取りを作らなければという気持ちはあったから
男の子で、一安心。と思ったら大間違い。
これから考えなければいけないことがたくさん。

まずは、名前。
これは結婚したときから、子供ができたら、
うちの日本人の両親も、妻のアメリカ人の両親も
ちゃんと発音のできる名前と言うのに決めていた。
なので、これから日本の名前のように聞こえるアメリカ名か、
アメリカの名前のように聞こえる日本名を考えないといけない。
ちなみに今のところまだ1つも候補がない。
それと、候補はいくつか必要。
なぜなら、出てきた子供の見た目が、
第1候補の名前とまったく違うようなら、
しっくりくる名前を第2、第3候補から選ばないといけない。

あと、アメリカで生まれる男の子ならでは問題、
割礼もするかどうかを考えないといけない。
これは、さすがに簡単に決めれるものでもない。
もし、手術が必要なぐらい、何か医学上に問題があるなら、
子供の健全な成長を願って、割礼はすると思う。
でも、自分の体でもなく、医学上何も問題もないのに、
罪もない子供にメスを入れるというのはどうか?
日本では包茎って聞くと、何か病気のようで、
しかも不潔なイメージがあって、女の人には嫌われているが、
真性包茎でなければ、何も問題がなく、
日本人の7割以上が仮性包茎。
しかも世界的に見ると、世界のほとんどの人が仮性包茎。
なので、別に割礼をしなくても問題はない。
あと普段から剥けている(正直言ってちょっと自慢) 俺としては、
包皮って必要?とも思ってしまう。
で、必要ないなら切ってしまえば?とも思う。
子供のころに切ると、大人になってから包茎手術をするよりも
術後の直りや手当ての仕方が格段に早くて簡単。
2、30年前なら、アメリカでは割礼が当たり前だったから、
ほとんどの男性が割礼をしていたみたいだけど、
今は、医学上なんの問題もない子供にメスを入れるのは
残酷という人道的な考えの人が増えてきて、
生まれたての子供に割礼をするのは、
約半分までに減ってきているらしい。 
なので、最近男の子が生まれた、父親友達に聞いてみると、
割礼の割合は半分、半分。
いま、かなり悩み中。
出産までまだあと4ヶ月あるから、
それまでさらにリサーチが必要かも。

2013年2月22日金曜日

父親になります Part3

現在、妊娠20週目。

日本で言うエコー検査に行ってきた。
超音波を使ったおなかの中の赤ちゃんを見る検査。
この検査では、赤ちゃんの心音を聞いたり、
体のパーツの大きさを計測したりして、
赤ちゃんの成長を検査するもの。
この検査で頭にきたことがある。
それはこのお医者さんの対応。
子供をこれから授かる親と言うのは、
何もかもが不安なもの。
もちろん、頼れるのはその道のプロのお医者さん。
お医者さんは、あくまでも味方であって、
敵になってはいけない。
ましてや、親になる人間の不安を取り除くのも仕事。
でも、このエコーを担当したお医者さんの態度が
あまりにも悪すぎ。
ちなみに、このエコーを担当してくれたお医者さんは、
普段から定期健診でお世話になってる人でもなければ、
同じ病院の人でもない。
まず、初めに聞かれたのが、おなかの中にいる子供に
遺伝子疾患や染色体異常がないかを調べるテストをするかどうか?
妻と二人で、どんな子であっても、自分達の子だから
がんばって、愛して育てていこうと決めてたので、
このテストはしないことに決めていた。
なので、テストはしないということを伝えると、
急に態度が冷たくなり、いきなり遺伝子疾患や染色体異常の
リスクなどを話し出して、賢い、思いやりのある親ならやって当然、
しかもなにか以上があれば今からでも中絶はできるわよ。
なんて言いだしてきて、さらにテストやる?と再確認。
でも、そこでもやらないとはっきり断ると、
今度は淡々とエコーの画像を見ながら、
もしかしたらこの子はお腹が少し出てるから、糖尿病かも、
腎臓におしっこが溜まっているから、腎臓に病気があるかもと、
不安にさせることばかりを言い出して、
何一ついいことを言う気配なし。
で、最後には、まああなた達があまりこの子を
気にしないんならいいんじゃない?的に、終わらせた。
その後、部屋をそのお医者さんが部屋を去った後、
妻に、もしテストをするとしたら、この病院?ってきいたら、
違うんじゃない?って反応。
そんなイライラを抱えながら、20週目の定期健診を受けに、
いつものお医者さんのところへ向かった。
そこで、その病院の看護師さんに、
もし遺伝子疾患や染色体異常のテストを受けるとしたら、
ここ?それとも、エコーを受けた病院?と聞くと、
エコーを受けた病院よと即答。
何でそんなこと聞くの?と聞かれたから、
そこの病院であったことを話すと、
そんなことをいうお医者さんは失格ね!と
看護師まで頭にきてた。
その後、いつものお医者さんにエコーでもらった
診察の結果を伝えると、
糖尿病は、子供がかかる場合は遺伝の問題だから、
家族に子供がかかる糖尿病の人間がいなければ
心配する必要もなく、
腎臓に残ったおしっこも、胎児にはよくあることで、
これから、さらにおなかの中で大きくなるにつれて、
自然と直ることがほとんどらしい。
そんな事教えてくれなれば、分からないことだらけ。
でも、一応、今のところ子供は何も問題なく、
すくすく成長中。
これには一安心。