2011年1月15日土曜日

カステラ

日本では間単に手に入って、
別にこれといって、食べたくなるような物でなくても、
間単に手に入らなく、長い間食べてないとなると、
無性に食べたくなることがある。
その1つがカステラ。
もうひとつはバームクーヘン。
こいつはくせもの!ドイツの食べ物だから、
本格的なバームクーヘンがドイツのケーキ屋で
簡単に手に入るだろうと思ったら大間違い。
バームクーヘンって日本ではメジャーでも
日本以外では、多分ほとんど食べられていない。
で、カステラの話に戻ると、
カステラは、ポルトガルのお菓子をまねて
日本で作られたもの。
なので、日本以外では手に入らない。
シアトルにある日本のスーパーでも手に入るが、
大量生産された、大手メーカーのカステラは、
贈り物でもらうような高級品と違って、味気ない。
でも、今回は救世主登場。
うちの妻の日本時代の友達が遊びに来た。
しかもこの友達がカステラを作れるということ。
実は、一度カステラ作りに挑戦したことがあるが、
その時は、カステラが膨らまず、大失敗。
でも、この救世主は何度も作ったことがあるらしく、
今回は、本当のふわふわのカステラが
食べられると期待大!
で、その友達がやってきた。
レシピはカステラを焼く型作りから始まる。
新聞で型を作って、そこのアルミホイルを張って、
混ぜた生地を流し込んで焼く。
この混ぜる工程も、1方向だけで、10分混ぜると
細かい指示通りに生地作り。
で、出来上がったカステラは!
全然膨らまず、カチカチのカステラの出来上がり。
友達は大ショック!
今まで失敗したことがないのに、
ここにきて、大失敗。
で、その日はとてもがっかりして帰った。
でも、次の日、妻はその友達と会う約束があって、
妻が約束の場所に行くと、
その友達は大きな紙袋を抱えて待っている。
そう、あまりのショックにその友達は、
次の日の朝、早起きをして、
カステラを作り直した。
今度は大成功。
失敗の原因は、卵が冷たすぎた。
生地を作るときに、常温に戻した卵を使うと、
空気が生地に混ざり、ふっくらとした生地ができる。
その生地を焼くと、ふんわりしたカステラが出来上がる。
で、一度に約3本ほど(普通に買えるサイズ)を、
新聞で作った型で作ることができて、
3本ともいただいた。
1本はすぐに食べて、まだ2本は冷凍庫で凍らせてある。
なので、食べたい時に、今度はいつでも食べられる。