2013年1月14日月曜日

父親になります Part1

妻が妊娠した。
そう、父親になります。
しかもアメリカで。

結婚して早8年半。
別に今までできなかったわけではない。
今まで作らなかっただけ。
結婚したら、すぐに子供って人もいるけど、
そんなに子供好きでもないから、別にどうでもいいや。って気持ちと、
まずは、2人で結婚生活をちゃんとして、
夫婦としてやっていけるか?を確認してから出ないと、
子供なんてとんでもないと思ってた。

で、なぜ今かと言うと、妻が高齢出産になる前に
子供を作っておきたいから。
あと、さすがに長男なので、跡継ぎを作らないといけないという
使命を日本の文化として背負っているので。

妊娠の兆しが出たのは、10月の半ば。
妻が胸が張って痛いと言い出した。
でも、低用量口径妊娠薬を取らなくなったところなので、
体が徐々に正常な状態に戻ってるんじゃない?と思っていた。
でも妻はそれでもおかしいということと、月経が遅れているということで、
妊娠検査薬を使ってテスト。
でもその時は陰性。
そして、そのすぐ後に日本への2週間の里帰りが待っていた。
(妻にとっては、日本旅行だけど、家族に会うという意味では里帰り。)
そして日本でも調子はいまいち良くなく、 
最初の1週間は乗りきったものの、
やっぱり妊娠してるかもと言うことで、
日本の薬局に行って妊娠検査薬を調達。
(男の俺が妊娠検査薬の箱の注意書きなどをしっかり読んで、
いいものを選ばなければいけないなんて想像したことすらなかった。)
そして、実家に帰って早速テスト。
妻がトイレの中から、俺を呼んで、その光景をうちの親は
不思議そうに見みてた。
なぜなら、妊娠してるかもとは言ってなく、
まさか日本で妊娠検査をしてるなんて思ってもいない。
で、トイレから出てきた俺たちを、うちの親は「大丈夫?どうかした?」と、
トイレで何かアクシデントでもあったかのように心配してる。
そこで「妊娠してる」って伝えると、
鳩が豆鉄砲食らったとはよく言ったものだ!
本当に鳩が豆鉄砲を食らったような顔をしてた。
で、事の重大さに気付いた母親は「おめでとー」の連呼。
しかし父親は「もうあきらめててん」とつぶやいた。
さすがに8年半も子供が無かったから、作らないのか、作れないのかと
あきらめていたらしい。
父親に関してはあまりうれしくないのかな?と思っていたら、
その日の夜に、ケーキをこっそり買ってきて、
「お祝いしようか?」やって…
うれしかったら、素直に喜べばいいのに。

当の本人の俺としては、
うれしいといえば、うれしい。
でも、不安な事ばかり。

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