2012年3月25日日曜日

ローラーダービー

最近シアトルで話題になりつつあるローラーダービーを見てきた。
ローラーダービーと言うのは、日本で40年以上前に流行った
ローラーゲームの事。 
僕自身も日本でテレビで放送されていたローラーゲームは見たことが無い。
たぶんうちの親世代なんかが知ってると思う。
で、そのローラーダービーと言うのは、ローラースケートを履いて、
トラックをぐるぐる回りながら、得点を得るというもの。
もちろん、これだけを聞くとぐるぐる回るスピードスケートのようなもの?と
思うかもしれないけど、そうではなく、
押し合いへし合いありの格闘技の要素もある歴としたスポーツ。

ここで簡単にルールを説明すると、
ジャマーと呼ばれる(ヘルメットに星マークを付けた)選手が、相手チームの選手を周回遅れにすることで点が入る。
 そこにブロッカーと呼ばれる選手が、ジャマーを前に通さないように邪魔をする(ジャマーを邪魔するって日本語では混乱)。
このブロッカーが邪魔をしたりする部分が格闘技っぽい。

で、シアトルにはRat City Roller Girlsと呼ばれるリーグがある。
このリーグには4チーム所属している。
その4チームが付き1回試合を行っている。


昨日はその試合の日。
ポッドキャストに、このローラーガールズをゲストとして
出演してもらった時に、頼んでチケットをもらった。(役得!)
しかも、このリーグに所属している知り合いがいるので、
その人を応援する意味でも観戦に行ってきた。


普段からあまりスポーツに興味の無い僕なので、
今回も、「観戦中は盛り上がるけど、それ以上は無いんだろうな!」と
思っていたけど、いやいや本物の試合を見たら大違い!
一言で言うと「はまった!」
団体のスポーツだけあって、戦略などがあって、
ただ単にぐるぐる回っているローラースケートを見ているだけではない。


しかも、昨日の試合でのハイライトは、
昨年のチャンピオンで、しかも今年に入ってから
1度も負けていない「Grave Danger」と
「Derby Liberation Front」の対戦。
ゲームの大半がさすが昨年のチャンピオンと言う貫禄で、
Grave Dangerが圧倒的な強さを見せつけていた。
で、後半戦、最後の3分。
20点以上の大差をつけているGrave Dangerの
ジャマー(唯一得点を稼げる選手) がペナルティーで1分間トラック外へ。
その少しの間にDerby Liberation Frontが一気に得点を稼ぎ、
同点まで追いついつき、まさかの逆転か?
しかもGrave Dangerの今年初の敗戦か?と思わせたが、
Grave Dangerのジャマーがトラックに戻って、さらに1点稼いで、
その回は終了。
その後さらにDerby Liberation Frontが負いうちを掛けるか?と
思わせるもときすでに遅し、時間は後半戦、残り17秒。
惜しくもDerby Liberation Frontの勝利は無かったものの、
後半戦3分間の興奮といったら、言い表しようがないほど。

家に帰る途中で、妻とすでに来年の年間チケットを
買う話をしていた。