2013年3月17日日曜日

父親になります Part5

現在、妊娠25週目。

アメリカで出産するというのは、 日本とは違うとことがたくさんある。
父親になります Part2でも書いた通り、
アメリカでの出産は、助産院ではなく、病院が普通。
でも、病院で出産となると、陣痛が始まってから、
病院にいって、出産が始まるまでは
ただ看護士さんに囲まれているだけで
産婦人科のお医者さんが来て、 赤ちゃんを取り上げるのは、
20~30分だけ。
しかも、アメリカの医療システムは、すこし間違っている。
病院で病気の人たちを助けるというのはもちろんだけど、
その上にはビジネスという観念がある。
注射を1本打って、いくら入ってくるという考えの世界もある。
そうなると、もしまったく異常がない状態であっても、
父親になります Part3でも、書いたみたいに、
必要のない検査や薬を、医者と言う特権を利用し、
患者の弱みに付け込んで、押し売りしてくる人たちもいる。
(すべての医者がそうと言うわけではない。)

自然分娩を望む妻と俺としては、
無理に無痛分娩薬や、陣痛促進剤などに頼りたくない。
そこで、アメリカでMidwifeと呼ばれる
助産師(産婆)さんを雇うことにした。
このMidwifeの役割は自然分娩を手伝ってくれる。
これからは、この人と定期健診を行い、
関係をもっと深めていき、出産の際には、
妻が心地よい環境で分娩ができる体制を整えてくれる。

そして、今回お世話になるMidwifeに会ってきた。
この人のすごいところは、初めて会った人をとても暖かく迎えてくれる。
というか、話をしていてとても心地がいい。
こっちまでやさしい気持ちにさせてくれる。
まあ、ここまで人を優しい気持ちにできるとは、
仕事で長年培ってきた技量というより、
この人の本来もっているやさしさの表れのはず。
あと、この人本当にこの仕事が好きで、
ここまでやさしいとこの仕事はとても向いてるとも思わせた。
うん。この人になら、子供を取り上げてもらいたい!